オカムラ製作所の高級オフィスチェア・シルフィーを購入し5カ月が経ちました。そこで、シルフィーの特徴や使用感をお伝えしたいと思います。
テレワークをしていて、会社で仕事をするより疲れたり、腰が痛くなったりしませんか?
恐らく、テレワークをするうえで、椅子(オフィスチェア)がとても重要だと気付かれた方はとても多いと思いのではないでしょうか!?
これからはより一層テレワークが多くなり、自宅での仕事環境が大切になります。自宅での仕事環境を快適にするためには、オフィスチェアはとても重要です。一番重要といっても過言ではないかもしれません。
オフィスチェアは安いものだと数千円ですが、すこし良いものになると5万円以上はします。高い買い物になりますが、なるべく良いオフィスチェアを購入したほうが絶対に良いです。
良いオフィスチェアを求めている方は、オカムラのシルフィーの名前を耳にしたことがあると思います。
実際にシルフィーってどうなの?と思われている方もいらっしゃるとおもいますので、、今回、オカムラのシルフィーのレビューしたいと思います。
シルフィーの購入経緯とシルフィーの詳細
今まで、私はエルゴヒューマンProを使用していました。
しかし、妻もテレワークの機会が増えたので、エルゴヒューマンProは妻にあげ、私はオカムラのシルフィーを購入しました。
今回購入したのはシルフィーエキストラハイバックです。可動肘、背メッシュ、色はライムグリーンです。
オカムラのシルフィーはこんな感じで届く
オカムラのシルフィーはデカイダンボールに包まれて届きます。
他の高級チェアだと自分で組み立てる必要があったりしますが、シルフィーは組み立て状態で届きます。面倒な組み立て作業がないの嬉しいポイントです。
標準的なアパートに住んでいますが、シルフィーを搬入してもらうときは、幅が結構ギリギリでしたので、搬入前に玄関の荷物はどかしておいたほうが良いでしょう。

ダンボールを開けるとビニールに包まれたシルフィーが現れます。あとはPCデスク前までもってゆくだけです。

シルフィーの見た目はこんな感じ
幅120 cmのPCデスクの前に置くとこのような感じになります。ライムグリーンという色がちょっと微妙かな?と思ったのですが、実際はオシャレな色なのでよかったです。

正面から撮るとこのような感じです。高級チェアって感じには見えないですが、威圧感もなくいい感じです。

細かい機能面については後ほど述べるとして、ザックリとした使用感は以下のような感じです。
【背もたれ】
背もたれはメッシュなので蒸れることはないです。夏場でも蒸れずに快適に過ごせます。
メッシュ柔らかいですが、強度も確りしています。そして、長時間も寄っかかっても痛くなりません。
【座面】
座面はクッションで心地よい柔らかさです。
個人的な感想ですが、家にあるエルゴヒューマンProよりも座面は柔らかいです。これは個人の体型や体重にもよると思いますので、あくまで私個人の感想です。
【ヘッドレスト】
あるとすごい楽。うたた寝したり、ダラーっと動画見たりするときに重宝します。ヘッドレストのおかげで椅子で心地よく仮眠できるので、ベッドに行って爆睡しなくなりました。
個人的には、ヘッドレスト有のモデルをオススメします。
【ひじ掛け】
可動肘タイプかったので、ひじ掛けは高さ調整が出来たり、前後にスライドさせたり、角度を変えることが出来きます。デスクの高さや個人の体系に沿って微調整できるのでとても便利です。
シルフィーはリクライニング角度が3段階で調整ができる
シルフィーはリクライニング角度が、前傾、直立、後傾の3段階で調整できます。前傾姿勢、直立姿勢
●前傾
要するに前のめりの姿勢です。
筆記作業やノートPCで作業するときに、この前傾モードが適しています。
筆記作業やノートPCで作業するときは、姿勢が悪くなります。猫背になり姿勢が悪くなります。長時間作業を行うと腰が痛くなります。
しかし、シルフィーの前傾姿勢モードで作業を行うと、背筋が伸びた正しい姿勢が保たれます。正しい姿勢での作業が出来るので、腰への負担が軽減されます。

●直立
座面と背もたれがほぼ垂直な状態、つまり、一般的な椅子の背もたれの角度ですね。
デスクトップPCや大きなモニタを使って作業するときに適しています。使用頻度が一番高いリクライニング角度ではないでしょうか。

●後傾
動画を見たり、うたた寝するときなど、リラックスしたいときに丁度よい角度です。写真で見ると大してリクライニングされていないように見えますが、背もたれは結構たおれてます。

シルフィーはリクライニング強度も調整できる
座面の右下のリクライニング強弱調節ダイヤルにより、リクライニングの強弱調節ができます。
時計まわりに回すと、リクライニング時の背の反発力が強くなり、反時計まわりに回すと弱くなります。
リクライニング強度が調整できると、リクライニングする為にすごい力を入れないといけない、ちょっと寄っかかるだけでリクライニングされてしまって困る・・・という事が無くなります。自分の体に合った強度にすれば、かなり快適に作業出来ます。
仕事の時は、集中する為にリクライニング強度を強く、リラックスタイムは強度を弱く、といった使い分けもできて、かなり便利な機能です。
シルフィーはバックカーブを調整できる
シルフィーにはバックカーブアジャスト機能がついています。これは、背もたれのカーブを調整する機能です。
背もたれの両側にあるレバーを下に動かすと緩やかなカーブになり、大柄な人にフィットします。レバーを上に持ち上げると狭いカーブになり、小柄な人にフィットします。
約180 cmの私はレバーを下げて緩やかなカーブにするとちょうど良い感じになります。
シルフィーは座面の奥行調整もできる
シルフィーは座面の高さ調整は勿論、奥行きの調整もできます
座面の下の座奥行き調節レバーの操作のすることで、座面が50 mmの範囲で前後に動かすことが出来ます。
座面の縁がひざ裏に当たって圧迫されるように感じたら、座面の奥行調整をすると良いでしょう。
このような細かな機能がついているのもシルフィーの良い点です。
下の写真は座面を一番後ろにした状態です。

下の写真は座面を一番前にした状態です。私はこの状態で使用するのがシックリ来ますが、どの位置にするかは個人の好みで調整できます。

シルフィーを使ってみた感想
まず思いつくメリット、デメリットを挙げてみたいと思います。基本的にデメリットあまりないのですが、強いていうなら、以下の通りです。
メリット
- 組み立てる必要がない
- 10万円以下で買える
- 軽い(床に傷がつきにくい)
- 座面は柔らかすぎず、硬すぎずちょうど良い
- リクライニング強度や角度の微調整が出来るので、体系に依存しない
デメリット
- 強いて言うなら、少し安っぽく見える
- 説明書がとてもわかりにくい(操作方法はYouTubeの動画見た方が早い)
メリット・デメリットを総合的に考慮しても、オカムラのシルフィーには大満足です。10万円以下なので、高級チェアの中では安い方です。しかし、とても良いオフィスチェアです。
私の勤務先は完全テレワークなので、自宅での毎日8時間以上作業しますが、シルフィーのおかげで毎日快適に仕事が出来ています。シルフィーを使っていて、腰が痛くなったり、座面の縁が足を圧迫して足がだるくなったり、というようなことは全くないです。
オフィスでも某有名メーカーのオフィスチェアを使用していますが、私はシルフィーの方が仕事しやすいです。
シルフィーは約8~10万円するので、値段的には高く感じるかもしれません。数千円や1~2万円でも見た目はカッコいいオフィスチェアが多く売られていますが、毎日使い、健康に影響を及ぼす、と考えるなら、シルフィーは決して高い買い物ではないと思います。
以上、私がシルフィーを使ってみた感想でした。